<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0" xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"><channel><title>Who Loves the Sun?</title><description>a zine about music, art, and daily life</description><link>https://wlts.kataseworks.com/</link><language>ja</language><atom:link href="https://wlts.kataseworks.com/rss.xml" rel="self" type="application/rss+xml"/><item><title>Online Zine &quot;Who Loves the Sun?&quot; をはじめました</title><link>https://wlts.kataseworks.com/blog/intro/</link><guid isPermaLink="true">https://wlts.kataseworks.com/blog/intro/</guid><description>こんにちは、片瀬です。 このたび ”Who Loves the Sun?” というタイトルでオンラインのZINEをはじめました。 ここではサイトのコンセプトや経緯について簡単にご紹介したいと思います。…</description><pubDate>Sun, 12 Jul 2026 00:00:00 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;こんにちは、片瀬です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;このたび ”Who Loves the Sun?” というタイトルでオンラインのZINEをはじめました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ここではサイトのコンセプトや経緯について簡単にご紹介したいと思います。&lt;/p&gt;
&lt;h2&gt;Who Loves the Sun?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;このZINEは、音楽やアート、映画、アニメ、食、都市、風景など、私が目にしたものについて雑多に書いていくものです。モトクラシズムというサークルで「推す」「推される」ことについて考える雑誌や「恋愛」と「風景」をテーマにした本を作ってきましたが、紙のメディアに載せるような長くてリサーチに時間をかけた論考よりも、よりラフに自分の関心を公開できる場所がほしくて作りました。批評というほど気合の入ったものではないけれど、読んでいて何かしら新しい発見がある文章を上げていけたらと思います。&lt;/p&gt;
&lt;h2&gt;なぜオンラインのZINEなのか&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;理由はシンプルで、SNSに疲れたからです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;フェイクとヘイトとスパムにはもううんざり、そんな投稿を流して金を稼いでいるプラットフォームも最悪……。みんなこう思っているはずなのに、誰もプラットフォーム依存をやめることができていません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;Mastdon、Bluesky、Threads、Mixi2……。既存のプラットフォームがひどくなるたびに、あるいは新しいサービスが出るたびに、よりマシなSNSを求めて「移住」をするという流れもありました。しかし、それが成功した例はあるでしょうか？&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;私たちは、もうプラットフォームに期待するよりも自分でメディアを作ったほうがよいのかもしれません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;同人誌文化の広がりや近年のZINEブームのおかげで、紙のメディアをつくるハードルは非常に低くなっています。誰かに伝えたいけど全世界に公開したいわけじゃない、プラットフォームに書かされるのではなく装丁や組版、流通経路も自分でデザインしたいといった希望を形にし、情報発信のコントロールを自分の手に取り戻すために、インターネットから撤退して紙のメディアを使ったコミュニケーションを行うのは一つの有効なアプローチです。私もモトクラシズムというサークルを立ち上げ、紙の雑誌や本を作ってきました。本を売り歩きながら色々な人と話をしていくのは楽しいですし、案外SNSで投稿しているより遠くの人に届くことだって少なくありません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;しかし、紙の本もまた万能ではありません。趣味としてできる程度とはいえそれなりのコストがかかりますし、売れなければ在庫を抱えることになります。どれだけ努力しても、素人の手が回る範囲では大抵数百人に届けるので精一杯です。加えて、紙とインクを作るためには木材や石油といった資源を必要とします。平和主義や民主主義、国際協調といった国際社会の前提が崩れてきた中、アメリカが適当な理由をつけて産油国を攻撃し日本はそれを批判できないという状況はますますエスカレートしてきました。インク不足への懸念やコスト高から日用品でもパッケージの印刷を簡素にする製品が出てきていますが、出版ははたしてどうなるのでしょうか。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;しかし、改めて考えてみるとSNSというのはインターネットの一部でしかありません。現代では半ば「インターネット=SNS」として雑に語られることも多いですが、かつてテキストサイト全盛の時代には多くの人がそれぞれ自分のWebサイトを持っていたことだってあったのです。当時のやり方なら、腕さえあれば自分の書きたいことを自分の好きなデザインで公開することができますし、人々は検索エンジンだけでなくリンク集を通してネットワークを作っていました。巨大SNSには人々を強制的に出会わせるアルゴリズムがありますが、逆にそこから距離をとりたいのであれば、実は昔の個人サイトに実装されていた機能で事足りることが多いのではないでしょうか。インターネットだって、自分でメディアを作れば紙と同じように自分の発信をコントロールすることができるのです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それから十数年、サーバーや端末、通信インフラの進歩、様々なツールやサービスの開発があり、かつてよりもっと安全に、もっと自由なデザインで、様々な機能を備えたWebサイトを簡単に作れるようにになりました。しかし、SNSでもブログでもなく自分のサイトを立ち上げる人は今日非常に稀です。また、プラットフォーム資本主義から距離を取ろうとする動きとITを使いこなそうという動きはあまり重なっていません。ですが、テクノロジーのもつ力をよく理解している人たちこそがテクノロジーのより良い使い方を提示できるのではないでしょうか？&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;このサイトはあくまでZINEであり、大企業が運営するWebメディアではありません。骨太なジャーナリズムも洗練された文学的な文章も載ることのない、SNSやブログで事足りる程度の内容です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;しかし、普段づかいのメディアにおいてもやはりコミュニケーションを自分の手に取り戻すことは重要です。もう惰性でプラットフォームに搾取され続けないために、このオンラインのZINEという試みをはじめていこうと思います。&lt;/p&gt;
&lt;h2&gt;RSSリーダーで購読できます&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;とはいえ、私たちはすっかりSNS中心の情報環境に慣れきっています。ネットサーフィンという言葉も死語になりつつあり、ブックマークやリンク、検索エンジンすらもあまり使わなくなってしまっているのではないでしょうか。面白いWebマガジンがあったとて、定期的に調べて記事の更新をチェックするなんてことは、私自身もできそうにありません。私たちはSNSをだらだらと見てしまう一方で、検索して辿り着くWebサイトにもまたうんざりしているのです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;その理由は、おそらく2つ挙げることができます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ひとつは大量の広告やポップアップです。開いたら広告、スクロールしたら広告、文章の合間に広告、放置していたら広告。closeを押したと思ったら「通知をオンにしますか？」「アプリをダウンロードしませんか？」。いくらそれで生活している人がいるとはいえ、最悪のユーザー体験を我慢してまでみたいコンテンツなんてそうありません。SNSも広告にまみれていますが……とりあえずスクロールくらいはできます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;しかし、オンラインのZINEはふつう収益のために行うものではないので、必死に広告をつける必要がありません。幸いこのサイトは勝手に広告をつけてくるサービスも利用していませんし、維持費は年間2000円弱のドメイン料のみなので広告なしで運営していくことができます。これだけで普通のWebマガジンよりよほど見やすくなると思います。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;もうひとつは、膨大なコンテンツの中から自分にとって意味のあるものを見つけるためには膨大な手間と時間がかかるということです。もはや自分でひとつひとつブックマークを巡ってサイトを隅々までみてまわることは現実的ではありません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そこで使えるのがRSSリーダーです。Webサイトの更新情報を配信するためのRSSというフォーマットがあり、Feedlyのようなリーダーアプリでフォローしていると新しい記事の更新がないか収集してきてニュースアプリのように表示してくれます。実は新聞社や商業Webメディアの多くもRSS配信をしていて、中には全文配信してしまっているところもあり、RSSリーダーで読めば広告無しでスムーズに読めることもあるのです。noteやポッドキャストなどのサービスでは自動的にRSS配信されるので、そうした場所で発信している個人もフォローすることができます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;このサイトも全ての記事を全文RSS配信しています。お好みのRSSリーダーでフォローしていただければ、Webマガジンを定期購読するように読むことができます。面白そうだなと思ったらアプリ内で検索するか、リンクを入力してフォローしてみてください。頑張ってデザインしたのでサイトまで見に来てくれたら嬉しいですが……。少なくともこの広告収入で生活しているわけではないので、どちらで読んでも私は儲かりません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;発信だけでなく、読み方においてもプラットフォームに依存しないスタイルに変えてみませんか？&lt;/p&gt;
&lt;h2&gt;一緒にオンラインのZINEを作りませんか？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;SNSからは距離を取りたいけれど、誰かと繋がりたい。そう思っている人は少なくないだろうと私は信じています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;もしこれを読んで自分もやってみたいと思った方がいたら、オンラインのZINEを作る上で重要な考え方を次の記事でまとめた次の記事を参考にしてみてください。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;また、「#MakeZinesOnline」というハッシュタグを提案します。作ったZINEをSNSで告知する際などに使ってみてください。SNSユーザーにこそ、この取り組みが届けばと思っています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それでは、よいOnline Zine体験を！&lt;/p&gt;
&lt;img src=&quot;https://katase.goatcounter.com/?p=/blog/intro/&quot; style=&quot;display:none&quot; width=&quot;1&quot; height=&quot;1&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;</content:encoded><dc:creator>片瀬</dc:creator></item><item><title>オンラインZINEを作ろう！</title><link>https://wlts.kataseworks.com/blog/onlinezine/</link><guid isPermaLink="true">https://wlts.kataseworks.com/blog/onlinezine/</guid><description>このサイトはオンラインの「ZINE」を名乗っています。プラットフォームの支配を逃れ、オンラインコミュニケーションを自分たちの手に取り戻すために、紙のZINEを作る延長線上でオンラインでもZINEを作ろ…</description><pubDate>Mon, 13 Jul 2026 00:00:00 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;このサイトはオンラインの「ZINE」を名乗っています。プラットフォームの支配を逃れ、オンラインコミュニケーションを自分たちの手に取り戻すために、紙のZINEを作る延長線上でオンラインでもZINEを作ろうという試みです。フェイクとヘイトとスパムにはもううんざり、そんな投稿を流して金を稼いでいるプラットフォームも最悪。しかし、惰性でSNSを見続けてしまう……。そんな日々を終わらせるために、私たちは一度SNS以前の世界を思い出す必要があるのではないでしょうか。&lt;/p&gt;
&lt;h2&gt;e-zine、テキストサイト、indie web&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;そもそも、WebサイトにZINEという言葉を使うのは決して新しい発想ではありません。インターネット黎明期において、紙のZINEを作っていた人たちが元データを配信するといった形で紙のZINE文化とインターネットの発信は接続しており、それらはe-zineなどと呼ばれていました。ここ十数年の間に社会はネットなしでは成り立たなくなりましたが、それ以前のインターネットは長らく一部の物好きな人たちで溢れていて自主出版と近い文化だったのです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ある程度以上の年齢であれば、テキストサイトを運営していたことがある人もいるでしょう。ジオシティーズなどの無料ホームページ作成サービスを使ってあれこれ工夫して見た目を整え、気の利いたことを書いてみようとしたり好きなコンテンツの二次創作をしてみたり……もっとも、経験がある人にとっては懐かしいと同時に黒歴史でもあるかもしれません。しかし、そこでの読者や他のサイト主とのつながりは、プラットフォームのアルゴリズムに出会わされたものではなかったはずです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ですが、そうした個人サイトの多くはジオシティーズの終了とともに大半が失われてしまいました。いわゆるSNSやブログサービスに登録してアカウントを作成するという形ではなく、見た目もコンテンツも自分でつくっていたとはいえ、特定のプラットフォームに依存しているとその運営方針やサービス終了の影響から逃れることはできません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;日本でジオシティーズが終了したのは2019年ですが、実は海外では2009年にはサービスが終了していました。その中で、2010年代にはそうしたプラットフォーム依存に対する危機感からオープンソースのHP作成ツールである「Neo Cities」や「Indie Web」という運動が生まれています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ここで、Indie Webについて簡単に紹介しておきましょう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;この運動は、「「巨大なSNSやWebサービス」に頼りきりにならない、一人ひとりが主役のコミュニティ」として立ち上げられ、いくつかの&lt;a href=&quot;https://indieweb.org/principles-ja&quot;&gt;原則&lt;/a&gt;を掲げています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;その根底にあるのは、独自のドメインを持ち、データを自分の管理下に置くという理念です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ドメインとはインターネット上の住所のようなもので、「○○.com」のような一連の文字列が自分のサイトの場所を表します。ただ、現実の住所と異なるのは、実際のサーバーがどこにあっても登録すれば「○○.com」にアクセスするだけでそのサイトにたどり着けるということです。もし今自分のサイトがあるサーバー会社がサービスを終了したり、何かの都合でホスティングサービスを乗り換えたりしても、そのドメインを使える権利さえ持ち続けていれば同じ住所でサイトを公開し続けることができます。維持するためには年間数千円がかかりますが、逆にいえばお金がかかるのはここくらいです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;データを自分でもつことも重要です。XやInstagramなどに投稿したデータは、運営企業のサーバーに保存されています。そのデータは、投稿主ですら運営企業に頼まないと削除などの管理を行うことができません。時間が立つにつれてUIやアルゴリズムが変わって、意図しない見た目で意図しない人に届いてしまう可能性もあります。また、サービス終了やアカウントの凍結によって突然これまでの投稿にアクセスできなくなる可能性があります。大抵のプラットフォームには投稿をまとめてダウンロードできる機能が一応ついていますが、実際に自分の端末にバックアップを取っている人はどれだけいるでしょうか。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;しかし、自分ですべてのデータを持っていれば、仮にWebサイトを作るためにつかったサービスやフレームワークが時代遅れになったとしても、別のサイトを構築し直して再び公開することができます。また、自分のポリシーに合わせてその一部をSNSなどに切り出して投稿することもできます。そして、そのSNSが使えなくなってもこれまでの投稿を失うことはありません。&lt;/p&gt;
&lt;h2&gt;Online Zineをつくるためのいくつかの提案&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;こうした過去の試みから学びつつ、オンラインのZINEを作るうえで重要ないくつかの方針を示したいと思います。もちろんこの全てに従う必要はないので、必要に応じて足し引きしながら活用してみてください。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;まず、Indie Webの基本的な理念である「独自のドメインを持ち、データを自分の管理下に置く」ということは重要です。これにより、サイトを作る際に使ったツールやサービスが使えなくなっても新しく再構築することができます。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;ドメインを取得する&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;データは自分でもつ&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;しかし、プラットフォームに依存しないで作るということは同時に技術も求められます。AIを使って簡単にプログラミングができるようになってきましたが、自分で何がどう動いているかを理解できていないと対処できない問題も発生します。気をつけるべきことはいくつも挙げることができるでしょうが、ここでは「記法」と「セキュリティ」について書いておこうと思います。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;まずは記法について。例えばHTMLでは見出しを「h1」、本文を「p」といったタグで囲みます。これにCSSで「h1」はどのフォントでどの大きさ、「p」はどのフォントでどの大きさ……といったふうに見た目を指定していきますが、何も手を加えなくても「h1」は太字で表示されることが多くあります。しかし、だからといって太字にするために強調したい本文の一部に「h1」を使っていると、検索エンジンはその中身を正しく認識することができません。実はテキストサイトの時代には多くの管理者がこうした誤った記法でサイトを作っていたために検索しても上位に表示されにくいということがありました。そして、テキストサイトの衰退とともにブログが台頭した要因として、専用のフォームから投稿することで知識がなくても正しいHTMLの書き方に変換されるということがしばしば挙げられます。もちろん、検索エンジンを撹乱するためにあえて間違えるというのであれば、それはそれで面白いかもしれませんが。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そしてセキュリティについて。Webサイトは全世界に公開されているものですから、当然ながら悪意ある攻撃者もアクセスすることができます。自分や保存している他人の個人情報が盗まれたり、サイバー攻撃の踏み台にされたりする可能性は常にあり、その対策をしなければなりません。一般的に、自由に入力できるフォームを設置したりすることによってユーザーが何かを送信できる状態にあると、そこから悪意のあるコードを入れられるケースがあります。また、使用するツールやサービス、フレームワークの脆弱性が見つかっている場合、きちんと対処されているかを確かめましょう。さらに、意図しない挙動によって自分の個人情報やサイトの重要な情報が送信されるようになっているケースもあります。そして今どきそうでないものを作るほうが難しいと思いますが……HTTPSにはきちんと対応しておきましょう。無防備なサイトを作らないためには対策が必要です。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;正しい記法で書く&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;セキュリティ対策をとる&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;また、当たり前のことですが、メディアを作るうえではその内容に責任をもつ必要があります。表現の自由も守られるべきなので何がよくて何が悪いということを具体的に示すことはできませんが、プライバシーの侵害や差別を煽るような投稿、誤情報の発信には十分注意しましょう。センシティブな内容については表示されるまでにワンクッション挟んだり、ゾーニングをしたりすることも大切です。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;内容には責任をもつ&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;さらに、より良いものを作るうえで重要なのは「読んでもらえる設計にする」「Webサイトのメディア的特性について考える」ことです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;私たちがプラットフォームから離れられないのは、私たち自身がプラットフォーム中心の情報環境に慣れてしまっているからです。実際、多くの人にとって情報を得ること=SNSのタイムラインやレコメンドから有用そうなものを選別することになっているのではないでしょうか。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;対象読者が「検索する」「ブックマークしたサイトを定期的に訪れて更新を確かめる」「サイトからリンクを辿ってネットサーフィンをする」といった行動をあまりしないにも関わらず、検索やリンクのみでしか読むことのできないサイトを作っても読んでもらえないのは当然です。ですから、他のSNSやWebサイト、サービスと合わせて日常の中や想定している状況できちんと自分のサイトを訪れてもらえるように設計をする必要があります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;例えば、このサイトでは全ての記事をRSSで全文配信しています。RSSはニュースやブログなどのウェブサイトの更新情報を配信するための文書フォーマットで、RSSリーダーと呼ばれるアプリやソフトウェアを使うことで購読することができます。アプリ内でサイトをフォローしたり、リンクを登録したりすることでニュースアプリのように好きなサイトの更新を受け取ることができます。実は新聞社や商業Webメディアの多くもRSS配信をしていて、中には全文配信してしまっているところもあり、RSSリーダーで読めば広告無しでスムーズに読めることもあるのです。noteやポッドキャストなどのサービスでは自動的にRSS配信されるので、そうした場所で発信している個人もフォローすることができます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;有名なリーダーアプリにはFeedlyがあり、こちらがおすすめですが、RSSという規格は特定のアプリ専用のものではありません。RSSリーダーであれば他のアプリでも購読することができます。たとえFeedlyがサービスを終了しても他のアプリを使うことができますし、自分でRSSリーダーを開発することもできるでしょう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;このように、RSS配信を行うことで、プラットフォームに依存することなく他のWebサイトやSNSといっしょに閲覧できる仕組みを作ることができます。個人がそれぞれにサイトを立ち上げていくとそれぞれ巡回していくのが大変ですが、多くのサイトがこの方式を採用すれば、今SNSでタイムラインに流れてくる更新情報をチェックするのとあまり変わらない感覚で個人が作ったオンラインのZINEを購読することができるのではないでしょうか。賛同していただける方にははぜひ一緒に取り入れていただきたい仕様です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;また、Webサイトのメディア的特性についても考えてみましょう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;例えば、紙の本は何も考えなければ前から順番に読んでいくようにできています。しかし、Webサイトはそうではありません。ランダムな順番で記事を表示させることもできますし、途中で分岐させることもできます。検索機能やタグをつける、あるいは内容の近さでマッピングしてみるといったこともできるかもしれません。アニメーションや操作に合わせたインタラクションをつければ、様々なユーザー体験を作ることが可能です。デザインやアーキテクチャの設計は、それ自体がひとつの表現になります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;また、ハイパーリンクを活用することで、出典や別の記事への誘導だけではなくプラットフォームに頼らない繋がりを作ることができます。かつてテキストサイトにはリンク集があり、知り合いのサイトやおすすめのサイトを紹介していました。Webサイトは基本的に一方向のコミュニケーションになりがちですが、互いにリンクを貼りあうことでネットワークを作ることができます。好きなサイトのリンク集には、感性の近い管理人が集めたリンクが貼ってあり、そこを辿っていくことでさらに良いサイトを見つけていく。インターネットを通じた繋がりはもともとはそういったものでした。オンラインのZINEというアイデアに賛同していただけて、掲載を希望の方は、aboutページのフォームから連絡していただければ（法的・倫理的にまずいものが載っている、露骨なPV数稼ぎや収益目的であるといった場合を除いて）基本的にこのサイトでもご紹介します。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;読んでもらえる設計にする&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;Webサイトのメディア的特性を考える&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;以上が、ひとまずオンラインのZINEづくりを運動として広げていく上での提案です。基本的には公開で何かを発信する人がやるべきことをまとめた上で、面白いWebコンテンツを作るために工夫できることについてもいくつか書きました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;最後にひとつ付け足すと、自分のために自分が作りたいものを作るということが最も重要です。安全で楽しいオンラインZINE体験を広げていきましょう！&lt;/p&gt;
&lt;h2&gt;Online Zineを作ろう！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;もしこの取り組みに賛同していただける方がいれば、ぜひ自分でも作ってみたり、紹介したりしていただけると嬉しいです。ハッシュタグ「#MakeZinesOnline」も用意したので、各SNSで使ってみてください。また、作った際にはぜひフォームからご連絡いただければ見に行きます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それでは！&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;コンタクトフォームはこちら
https://tally.so/r/685jNo&lt;/p&gt;
&lt;img src=&quot;https://katase.goatcounter.com/?p=/blog/onlinezine/&quot; style=&quot;display:none&quot; width=&quot;1&quot; height=&quot;1&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;</content:encoded><dc:creator>片瀬</dc:creator></item><item><title>当サイトの収集するデータについて</title><link>https://wlts.kataseworks.com/blog/privacy-policy/</link><guid isPermaLink="true">https://wlts.kataseworks.com/blog/privacy-policy/</guid><description>当サイトでは可能な限りプライバシーに配慮していますが、運用のためにいくつかの情報を収集しています。 当サイトはCloudflareのネットワークを経由して配信されています。Cloudflareはセキュ…</description><pubDate>Mon, 13 Jul 2026 00:00:00 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;当サイトでは可能な限りプライバシーに配慮していますが、運用のためにいくつかの情報を収集しています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;当サイトはCloudflareのネットワークを経由して配信されています。Cloudflareはセキュリティ対策、アクセス制御、パフォーマンス向上のため、アクセス元IPアドレスやブラウザ情報などの通信データを処理したりCookieを使用する場合があります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;アクセス解析にはGoatCounterを利用しています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;これはプライバシーの懸念があるGoogle Analyticsの代替ツールとしてつくられた、Cookieやユーザー識別なしにアクセス解析を行うオープンソースのカウンターです。なお、RSSで配信される記事にも同様の仕組みの画像ビーコン（GoatCounterのnoscript版）を埋め込んでおり、フィードリーダーで読まれた場合もCookieやユーザー識別なしに閲覧数のみを計測しています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;また、検索フォームがありますが、こちらはpagefindを利用しており、サイトをビルドした際にインデックスを作成しそれを参照して結果を出力するものなので情報が外部に送信されることはありません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;コンタクトフォームにはTally.soを利用しており、データはTally社のサーバーに送信され、連携しているgmailアドレスを通じて運営者に送られます。Tallyはベルギーの企業なのでEUのプライバシー法であるGDPRに準拠しているという点は、一応選定の上で考慮しています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;2026年7月14日&lt;/p&gt;
&lt;img src=&quot;https://katase.goatcounter.com/?p=/blog/privacy-policy/&quot; style=&quot;display:none&quot; width=&quot;1&quot; height=&quot;1&quot; alt=&quot;&quot; /&gt;</content:encoded><dc:creator>片瀬</dc:creator></item></channel></rss>